マンション管理のヒントがいっぱい

マンションや共同住宅での暮らしというと「ご近所付き合いが煩わしい」と感じる方が多いようです。しかし昨今では、住人の高齢化や震災などの影響で、コミュニティの大切さが見直されています。共同生活の中で挨拶が気持ちよく交わされる関係。そして、いざというときに頼れる専門家がいる。そんな新しい暮らしのかたちが求められています。

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マンションの管理人(管理員)の仕事(必要性・業務内容・勤務形態)

マンションの管理人(管理員)は、住人からの問い合わせの受付や点検の立ち合いなど、さまざまな業務をおこないます。今回は、マンションの住人と接する機会も多いマンションの管理人の仕事について学んでいきます。

マンション管理員の仕事

管理員業務の例

マンション管理人の業務は、マンション標準管理委託契約書によると「受付業務」「点検業務」「立会業務」「報告連絡業務」の4つに分けられます。その他、エントランス、共用廊下の掃き掃除、拭き掃除などの清掃業務をおこなうことも一般的です。

受付業務┃管理員業務1

マンションの住人や来訪者の窓口業務全般をおこないます。居住者からの要望やクレーム対応の他、駐車場・駐輪場等の申し込みの受付や入退去届の受理なども業務に含まれます。

点検業務┃管理員業務2

マンション設備の目視による巡回点検、館内の管球類の交換や残留塩素測定などの日常生活の安全を確保します。

立会業務┃管理員業務3

マンションの消防設備やエレベーターの専門業者による点検の立会いや、ゴミの収集や補修工事にも必要に応じて立会いをします。

報告連絡業務┃管理員業務4

日常業務や緊急時の管理組合や管理会社への報告のほか、日常業務の実施結果を管理日報に資料として記録します。

清掃業務┃管理員業務5

マンション管理人とは?

管理委託契約書では「管理員」と記載されていますが、一般的には「マンション管理人」と呼ばれることが多いようです。マンション管理人の多くは管理会社の従業員として担当するマンションに配属されます。規模の小さなマンションでは管理人を雇用しないケースや、管理組合が直接管理人を雇用することもあります。

マンション管理人の必要性

マンション現場では働く管理人は、マンションのトラブルを未然に防ぐ役割も担います。例えば、ゴミ置場やペット飼育などの居住者マナーに対する注意や、設備のトラブルや住人からのクレームの初期対応も管理人の仕事です。この他、災害時の対応や事故などの際には臨機応変で迅速な対応が求められます。

マンション管理人の勤務形態・勤務時間

マンションの管理人の勤務形態は様々ですが、最近では、夫婦住み込みでの勤務は少なくなり、現場であるマンションに直行直帰する勤務形態が増えています。勤務時間は週5日勤務や、ゴミ回収日の現前中のみの勤務など、管理組合の要望に応じた勤務日程になっています。

総括

マンションの管理人は、住人や管理組合の役員(理事)と接する機会が多くあります。優秀な管理人は、居住者からの問い合わせやクレームに対する初期対応が適切なため、トラブルを未然に防ぐ役割を担います。

マンションの管理人は、管理委託契約書に定められた管理員業務を正確におこなうことはもちろんですが、現場でのコミュニケーション能力や、臨機応変な対応が求められます。

マンション管理人の対応は、マンションの管理の満足度に大きな影響を与えます。管理人に不適切な対応があった場合には、マンションの担当者(フロントマン)に改善を依頼します。