マンション管理のヒントがいっぱい

マンションや共同住宅での暮らしというと「ご近所付き合いが煩わしい」と感じる方が多いようです。しかし昨今では、住人の高齢化や震災などの影響で、コミュニティの大切さが見直されています。共同生活の中で挨拶が気持ちよく交わされる関係。そして、いざというときに頼れる専門家がいる。そんな新しい暮らしのかたちが求められています。

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理事が理事会に出席できないときは家族が代わりに出席することが可能?

理事が都合により出席できないときは、配偶者が代理人として出席することが認められる場合もあります。理事会のルールは各管理組合が規約で自由に定めることができるため、代理人についての定めが管理規約に記載されていれば、配偶者等の代理の出席も可能になります。

理事会が成立するための条件

一般的な管理規約では「理事会の会議は理事の半数以上が出席しなければ開くことができない」と定められています。このため理事会には理事の半数以上の出席が必要になります。

いってみれば、理事会を閧くためには、全理事の半数以上の人数の出席が必要ですので、特に、もともと理事の定数が少ない場合には、管理規約で代理人の出席を認めていないと理事会の開催が困難になります。

管理規約で代理人の出席を認める

管理規約で代理人の出席を認める場合にも、あくまでも、理事にやむを得ない事情がある場合に限り、代理出席を認めるものですので、誰でも出席を認めるものではなく、一親等の親族等に限定することが大切です。

管理規約に代理出席を認める場合の例

理事に事故があり、理事会に出席できない場合は、その配偶者又は一親等の親族に限り、代理出席を認める

実際には、理事会に同居の配偶者が出席する場合には、委任状の提出まで求めていないケースの方が多いですが、できれば管理規約に委任状の提出も定めておくことが望ましいでしょう。

総括

原則的には、管理組合の理事は総会で個人の信頼によって選出されるものですので、理事会には理事本人が出席するものであって、代理人を立てるべきものではありません。

しかし、小規模マンション等で理事の定数が少ない場合には特に、理事が欠席したために理事会が開催できないとなると管理不全を起こしかねません。そこで、管理規約に理事会への代理の出席を認めるなどの対応が必要になります。