マンションや共同住宅での暮らしというと「ご近所付き合いが煩わしい」と感じる方が多いようです。しかし昨今では、住人の高齢化や震災などの影響で、コミュニティの大切さが見直されています。共同生活の中で挨拶が気持ちよく交わされる関係。そして、いざというときに頼れる専門家がいる。そんな新しい暮らしのかたちが求められています。

理事長になったので法律や規約の勉強をしたい場合には何からはじめる?

管理組合の理事になるまでは、マンション管理に無関心で、管理についての知識がなくても、理事になって、マンション管理に興味を持ち始めると、管理についての知識を学ぼうという意欲もでてきます。今回は理事になって「マンション管理について学ぶ」ための最初の一歩について考えます。

はじめの一歩は、標準管理規約から

管理組合の理事になったので、せっかくだからマンション管理の勉強をしたいということであれば、まずは、自分たちのマンションの管理規約に目を通すところからはじめます。

マンション管理の基本的なルールは、マンションごとの管理規約に定められていますが、その管理規約は、ほとんどの場合、国土交通省が公表している「標準管理規約」にそって作成されています。

したがって、はじめてマンション管理を学びたいということであれば、自分たちのマンションの管理規約を標準管理規約と比較しながら読む進めることからはじめましょう。

標準管理規約と対比することでマンションの基本的なルールーについて明確になる他、自分たちのマンションの管理規約の特徴や問題点も明らかになり、改正が必要な部分もみえてきます。

標準管理規約は「コメント」を参考にしよう

標準管理規約には「コメント(解説)」がついていますので、これを参考にすることによって、理解を深めることが可能です。

さらに、学習をおこなう場合には「マンション法」と呼ばれる「建物の区分所有等に関する法律」略して「区分所有法」を勉強していくと良いでしょう。

区分所有法は法律用語が用いられているため、一般の理事が読みこなすには時間が掛かりますが、これを機会に「マンション管理士」「管理業務主任者」等の資格取得を目指すのも良いかも知れません。

総括

管理組合の理事を経験して、マンション管理について勉強する中で「マンション管理士」という資格を知り資格を取得される方も多くいます。

マンションの理事や住人の中に「マンション管理士」や「管理業務主任者」などの資格をもった方がいれば、今後の管理組合の運営に役立つでしょう。