「重要事項に係わる調査報告書」とは、中古マンションの売買にあたり、不動産仲介業者が売買契約締結前の「重要事項説明書」を作成する為にマンション管理会社から取り寄せる資料のことです。この資料は物件を管理する各マンション管理会社が発行しており、発行を依頼する際には各管理会社が定めている手数料を支払う必要があります。なお書類の取り寄せにあたっては「媒介契約書」の提示を求められるのが一般的です。
注意 「重要事項に係わる調査報告書」の依頼方法は、各管理会社にお問い合わせください
「重要事項に係わる調査報告書」の内容と手数料の目安
1.重要事項調査報告書
重要事項調査報告書:1部 12,000円 程度
■ 管理組合収支関係
管理組合の修繕積立金の総額
管理組合の金融機関からの借入額
管理費・修繕積立金等の月額
管理費・修繕積立金等の滞納額
管理費・修繕積立金等の変更予定
収入・支出・資産総額・負債総額・予算の状況
■ 修繕工事関係
計画修繕工事履歴・予定
長期修繕計画の有無
■ 専有部分使用規制関係
リフォーム・楽器演奏・ペット等の規制について
■共用部分関係
駐車場・駐輪場等の有無・料金・空き状況
アスベスト(石綿)
耐震診断について等
■管理組合情報
管理組合役員数
理事会の年間の開催回数
損害保険
管理員の勤務形態等
2.管理規約写し
管理規約コピー:1部 4,000円 程度
3.パンフレット
パンフレット :1部 1,000円 程度
注意「重要事項に係わる調査報告書」の手数料や内容は各管理会社毎に異なります