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【過去問】平成30年度マンション維持修繕技術者試験問題

マンション維持修繕技術者試験過去問過去問・維持修繕技術者
過去問・維持修繕技術者

 

平成30年度
マンション維持修繕技術者
択一式試験問題

次の注意事項をよく読んでから始めて下さい。
(ご注意)
1択一式試験の試験時間は13時15分から15時35分までです。
2 途中退出は、試験開始から 1時間経った時点から認めます。試験監督員から案内があります。
3 これは「択一式試験問題」です。問題は 1ページから25ページまで、全50問あります。
4 試験開始の合図と同時に問題用紙のページ数を確認して下さい。もし、落丁や乱丁がありましたら、ただちに試験監督員に申し出て下さい。
5 解答は、別紙の解答用紙に記入して下さい。
6 正解は、各問題とも 1つだけです。2 つ以上の解答をしたもの、判読が困難なものは正解としません。解答は、解答用紙の注意事項をよく読み、所定の要領で記入して下さい。
7 ご提出いただくのは解答用紙のみです。問題用紙はお持ち帰り下さい。
8 問題中の法令等に関する部分は、平成30年 4 月 1日現在で施行されている規定に基づいて出題されています。

一般社団法人マンション管理業協会

問題 1

マンションの普及に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1 昭和30年代前半(1950年代後半)に、民間分譲事業者による個人向け分譲マンションの供給が始まった。
2 昭和40年代前半(1960年代後半)に、日本住宅公団(当時)が大規模な団地の供給を開始した。
3 昭和50年代前半(1970年代後半)では、年間供給戸数が年々増え、一般的な勤労者世帯がマンションを取得していた。
4 昭和60年代(1980年代後半)では、都心部で地価が急上昇し、投資用ワンルームマンションの供給が活発になった。

解答
2

問題 2

鉄筋コンクリート造建物の壁式構造に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1 設計において構造計画が容易である。
2 耐震壁と床版が箱状の構造体を構成している。
3 壁量が多く、旧耐震基準のものでも一般的に耐震性が高い。
4 梁や柱の凹凸がないため、開口部の面積や位置は制限されない。

解答
4

問題 3

マンションの管理に関する次の記述のうち、「マンション標準管理規約(単棟型)及びマンション標準管理規約(単棟型)コメント」(以下、「マンション標準管理規約」という。)によれば、最も適切なものはどれか。

1 バルコニー等の保存行為のうち、通常の使用に伴って住戸の窓ガラスが割れたときの入替えは、管理組合がその責任と負担においてこれを行うものとする。
2 バルコニー等の管理のうち、計画修繕については、専用使用権を有する者がその責任と負担においてこれを行うものとする。
3 バルコニー等の劣化が、計画修繕の周期よりも短い期間で発生したものであり、かつ、他のバルコニー等と比較して劣化の程度が顕著である場合は、特段の事情がない限りは、専用使用権を有する者がその責任と負担において保存行為を行うものとする。
4 バルコニー等の破損が第三者による犯罪行為等によることが明らかな場合の保存行為の実施については、専用使用権を有する者がその責任と負担においてこれを行うものとする。

解答
3

問題 4

マンション標準管理規約に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1 不測の事故により必要となった修繕の経費に充当するために、修繕積立金を取り崩すことができる。
2 建物の経常的な補修の経費は、管理費又は修繕積立金の取り崩しにより充当することができる。
3 長期修繕計画の作成又は変更に関する経費は、管理費又は修繕積立金の取り崩しにより充当することができる。
4 修繕工事の前提として実施する建物劣化診断の経費に充当するために、修繕積立金を取り崩すことができる。

解答
2

問題 5

建築基準法第12条に規定する建築物の定期調査報告における調査項目等に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1 基礎の沈下等の状況は、基礎のレベル調査を行い、沈下が生じているかを確認する。
2 タイルの落下により歩行者等に危害を加えることがないよう、外壁は必ず全面的なテストハンマーによる打診を行って、タイルの浮きが生じているかを確認する。
3 補強コンクリートブロック造の塀の劣化及び損傷の状況は、目視、下げ振り等により確認する。
4 防火扉、防火シャッターその他これらに類する防火設備の閉鎖又は作動状況は、必ず閉鎖又は作動確認を実施する。

解答
3

問題 6

平成20年に策定された『「長期修繕計画標準様式」及び「長期修繕計画作成ガイドライン・同コメント」』(以下、「長期修繕計画作成ガイドライン」という。)に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1 長期修繕計画は、将来実施する計画修繕工事の内容、時期、費用等を確定するために作成するものである。
2 長期修繕計画の見直し及び修繕積立金の額の設定については、理事会、専門委員会等で検討を行ったのち、専門家に依頼して長期修繕計画及び修繕積立金の額を見直し、総会で決議する。
3 長期修繕計画の推定修繕工事項目の設定において、長期修繕計画作成ガイドラインの標準様式の工事項目のうち、対象マンションの仕様に該当しない項目については、該当しない旨を明示する。
4 推定修繕工事費は、推定修繕工事の詳細な項目ごとに、算出した数量に設定した単価を乗じて算定する。

解答
1

問題 7

長期修繕計画の推定修繕工事項目、修繕周期及び想定している修繕方法等の設定に関する次の記述のうち、長期修繕計画作成ガイドラインの標準様式によれば、最も不適切なものはどれか。

1 鉄部塗装は、雨掛かり部分と非雨掛かり部分を分けずに、実施する修繕周期及び想定している修繕方法を設定する。
2 手すりは、取替えについての修繕周期及び想定している修繕方法を設定する。
3 屋上防水(露出)は、修繕と撤去・新設に分けて、それぞれの修繕周期及び想定している修繕方法を設定する。
4 外壁塗装は、塗替えと除去・塗装に分けて、それぞれの修繕周期及び想定している修繕方法を設定する。

解答
1

問題 8

平成23年に策定された「マンションの修繕積立金に関するガイドライン」(以下、「修繕積立金ガイドライン」という。)に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1マンションの修繕工事費は、建物の形状や規模、区分所有者の機能向上に対するニーズによって変動する。
2 マンションは、立地によって劣化の進行度合いや必要な修繕の内容が異なり、修繕工事費に影響を与える場合がある。
3 均等積立方式を採用している新築マンションと、段階増額積立方式を採用している新築マンションは、ほぼ同数である。
4 修繕積立金ガイドラインでは、長期修繕計画作成ガイドラインにおおむね沿って作成された住居専用マンション(単棟型)の長期修繕計画を収集・分析し、修繕積立金の額の目安も示している。

解答
3

問題 9

調査診断、修繕設計及び工事監理に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1 調査診断の目的は、対象建築物の現状の状態を定性的・定量的に測定・把握し、その劣化の程度を評価・判断し、必要な対策を立案することである。
2 設計者は、設計図書、仕様書、数量内訳書を整え、工事の見積条件を明確にする。
3 設計者は、見積参加施工会社が同一条件で見積りできるように施工計画書を作成し、現場説明会では、仕様内容、工事項目、工事範囲、現場状況等の説明を行う。
4 監理者は、施工中に工事の進捗を確認し、工事の中間出来高の審査及び承認を行う。

解答
3

問題10

鉄筋コンクリートに関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1 鉄筋のかぶり厚さの不足は、アルカリ骨材反応を進行させる原因になる。
2 コンクリートの打設時にできた豆板は、コンクリートの中性化が進行する原因になる。
3 コンクリートの乾燥収縮は、コンクリートにひび割れが生じる原因になる。
4 建物の不同沈下は、建物の壁面にひび割れが生じる原因になる。

解答
1
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