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【過去問】平成30年度マンション維持修繕技術者試験問題

マンション維持修繕技術者試験過去問過去問・維持修繕技術者
過去問・維持修繕技術者

問題21

鉄筋コンクリート造建物の外壁の塗替え時の下地調整に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1 既存塗膜の摩耗が一部においてわずかに認められる程度であれば、ケレンせずに、部分的に下地を調整する。
2 ひび割れが塗膜全体に顕著に認められる場合は、ケレンによって既存塗膜を全面除去して下地を調整する。
3 変退色・白亜化が塗膜全体に顕著に進み、ふくれ・はがれがわずかに認められる場合は、高圧水洗で表面汚染物を除去するとともに、脆弱な既存塗膜及び素地を除去して下地を調整する。
4 塗膜ひび割れ部の下地に2 ~ 3mm程度の段差が生じている場合は、改修に用いる仕上塗材で段差を調整する。

解答
4

問題22

新築建物に採用する防水工法と施工部位に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1 ALC下地の屋根に、FRP系塗膜防水工法・密着仕様を採用する。
2 下階に住戸があるルーフバルコニーに、アスファルト防水工法・密着保護仕様を採用する。
3 人工池に、アクリルゴム系塗膜防水工法・密着仕様を採用する。
4 窓のひさしに、トーチ防水工法・密着露出仕様を採用する。

解答
2

問題23

既存のアスファルト防水工法露出仕様に生じる次の劣化現象のうち、最も不適切なものはどれか。

1平坦部のふくれ
2 平坦部の砂落ち
3 平坦部保護層のせり上り
4 立上り隅角部の浮き

解答
3

問題24

シーリング材の劣化現象とその推定原因に関する次の組み合わせのうち、最も不適切なものはどれか。

解答
2

問題25

屋上の防水改修工事における検査等に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1 防水施工者の防水施工技能士の資格の有無は、改修工事の竣工検査時に確認する。
2 使用した防水材料の種類・使用量は、品質試験成績書・出荷伝票等により確認する。
3 散水により排水性を確認し、極端な水たまりができる場合の処置は別途協議する。
4 防水層の立上り部及びその端部の雨仕舞の検査は、目視により確認する。

解答
1

問題26

屋上の防水層又はシーリング材の劣化に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1 防水層及びシーリング材においては、表面上の劣化と防水機能の低下は、必ずしも一致しない。
2 コンクリートで保護された防水層の劣化調査は、複数箇所の保護層を撤去して防水層を目視で確認する。
3 防水層の耐用年数は、材料の品質や仕様によるが、おおむね10~20年である。
4 シーリング材の耐用年数は、材料の品質や部位によるが、おおむね10年程度である。

解答
2

問題27

マンションの玄関ドアの改修に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1 持出し工法は、既存枠の外側に新規建具を取り付ける工法であるため、既存と同じ開口寸法を確保することができる。
2 カバー工法は、乾式工法であるため短い工期で改修できるが、既存よりも開口寸法は小さくなる。
3 玄関ドアの枠に建物変形対応機能をもつ対震枠を採用する場合は、対震ドアガードも設置する。
4 高齢者がドアの開閉が容易にできるようにするために、改修時にプッシュプルハンドルを採用する。

解答
1

問題28

板ガラスの種類と特性に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1 強化ガラスは強度が高いため、ガラスの表面や小口に傷がついても、安全性に問題なく引き続き使用することが可能である。
2 線入り板ガラスは、ガラス内部に金属線を通すことで意匠性をもたせたガラスであり、防火設備用ガラスとして採用することはできない。
3 複層ガラスには、高い断熱性能をもつもの、日射熱に対し遮熱機能をもつものがある。
4 熱線反射ガラスは、ガラスの片面にコーティングする金属製の薄膜によってミラー効果を持ち、冷房負荷の軽減が期待できる。

解答
1

問題29

アルミニウム製手すりに関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1 手すりの改修工法には、乾式工法と湿式工法があり、接着系あと施工アンカー工法は改修工事に向いている乾式工法である。
2 手すりの改修では、手すりを設置する範囲のコンクリートの強度を確認し、支持方法や支柱間距離を決定する。
3 手すりを壁で支持する方式は、支持金物を設置する手すりの両端で力が分散されるため、躯体への負荷が軽減される。
4 転落防止のための手すりでは、手すり子の内法が100㎜を超えるものを設置してはならない。

解答
4

問題30

設備機器・配管の劣化に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1 部分的に劣化した鋼管を更新する場合は、異種金属配管接続により生じる電位差が大きくならないよう注意する。
2 給水方式の変更、高効率給湯器への交換、機器・配管の耐震性の強化は、設備等の社会的劣化への対策として実施されている。
3 給水用の鋼管の第2次診断では、主に配管の漏水状態、赤水の発生や水の流量の減少等の状態の調査を行い、腐食状況を診断する。
4 給水用の鋼管の第3次診断では、主に配管の残存寿命の推定と対策の決定を前提とし、既存配管を切断して腐食状況を診断する。

解答
3
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