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【過去問】平成27年度マンション維持修繕技術者試験問題

マンション維持修繕技術者試験過去問過去問・維持修繕技術者
過去問・維持修繕技術者

問題21

 メンブレン防水工法に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1 アスファルト防水工法は、ルーフィングの種類や枚数の構成で、要求される性能に応じた仕様とすることが可能である。
2 改質アスファルトシート防水工法は、防水層の性能が気温の変動に左右されやすい。
3 塩化ビニルシートを用いるシート防水工法は、熱収縮が大きいため、はく離が生じることがある。
4 FRP防水工法は、硬化が速く、大面積の施工では高度な技能を要する。

解答
2

問題22

 シーリング材の種類と使用部位に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1 金属製建具のガラスまわりに、シリコーン系のシーリング材を使用する。
2 コンクリート壁の塗装仕上面打継ぎ目地に、ポリウレタン系のシーリング材を使用する。
3 コンクリート下地のタイル目地に、ポリサルファイド系のシーリング材を使用する。
4 コンクリート下地の湿式石張り目地に、アクリルウレタン系のシーリング材を使用する。

解答
4

問題23

 アスファルト防水露出工法の劣化調査診断に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1 防水層の端末はく離の個数、雨水侵入有無を、目視で確認する。
2 表面の砂落ち量について、面積比を目視で確認する。
3 パラペットの押出し有無を、目視で確認する。?
4 植物の繁殖有無を、目視で確認する。

解答
3

問題24

 既存防水層を撤去せずに行う改修防水工法に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1 下地に断熱材のあるアスファルト防水露出工法の改修に、塩化ビニル樹脂系シート防水の機械的固定工法を適用する。
2 アスファルト防水露出工法の改修に、ウレタンゴム系塗膜防水密着工法を適用する。
3 アスファルト防水コンクリート保護工法の改修では、新たな保護コンクリートをかぶせて改修する。
4 塩化ビニル樹脂系シート防水の改修に、FRP系塗膜防水工法を適用する。

解答
1

問題25

 アルミニウム製サッシの耐風圧性に関する次の記述のうち、最も不適切
なものはどれか。

1 耐風圧性は、面積 1㎡あたり、どれくらいの風圧に耐えられるかを基準とした等級で示される。
2 耐風圧性の等級はS-1からS-7 まであり、等級の数値が大きいほど耐風圧性が高い。
3 サッシに求められる耐風圧強度は、建物の立地条件、建物形状、サッシの設置高さにより異なる。
4 サッシに用いる板ガラスにおいて、同じ呼び厚さであるフロート板ガラスと型板ガラスの風圧力に対する許容荷重は、同じである。

解答
4

問題26

 アルミニウム製建具の改修工法に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1 持ち出し工法は、既存枠の外側に新規建具を取り付けるため、カバー工法よりも開口寸法が小さくなる。
2 ノンシール工法は、浴室等の小型サッシに用いる工法である。
3 引き抜き工法は、既存枠をはつりにより撤去し、新規建具を取り付ける工法である。
4 かぶせ工法による改修では、外部にバルコニー等の作業スペースがなければ、必ず足場が必要となる。

解答
2

問題27

 遮音対策に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1 音の伝わり方には、固体伝搬音と空気伝搬音の 2 種類があり、それらの遮音対策は異なる方法となる。
2 空気伝搬音の遮音対策では、一般的に部屋全体での対策が必要である。
3 軽量床衝撃音の低減性能は、LL値またはデルタ(Δ)LL値で示されるが、いずれも数値が大きいほど性能が低い。
4 床を二重床にし、制振効果のある材料や防振効果に優れた材料にすることは、重量床衝撃音対策に有効である。

解答
3

問題28

 耐震改修の補強工法に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1 免震構造化とする工法は、基礎梁下部にアイソレーターを組み込む工法である。
2 増設壁によって補強する工法は、オープンフレーム内に壁を増設して建物の強度を上げる工法である。
3 外付補強は、建物外部に鉄骨ブレース等を配置して建物の強度を上げる工法である。
4 炭素繊維シートによって補強する工法は、炭素繊維シートを柱に巻いて建物の変形を小さく留める工法である。

解答
4

問題29

 設備機器及び配管の劣化に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1 機能的劣化とは、社会環境の変化によって従来の設備が陳腐化し、現在の技術水準や高度化に比して劣った状態になることをいう。
2 鋼管の腐食では、異種金属の接触で電位差が大きくなるほど、腐食速度が遅くなる。
3 合成樹脂管に生じる劣化には、腐食、強度の低下、疲労割れが挙げられる。
4 社会的劣化の対策としては、給水方式の変更、高効率熱源機器の導入、高機能衛生器具への更新、機器・配管の耐震性の強化等が挙げられる。

解答
4

問題30

 給水設備に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1 配管の防振対策は、高置水槽方式は揚水管に必要であるが、ポンプ直送方式では給水主管に必要である。
2 水道直結方式の水道引込管径は、時間平均水量で決定する。
3 受水槽・高置水槽方式は、いずれも水槽残量により停電時の給水が可能である。
4 直送(加圧)ポンプは逆流防止装置を付属するため、直結増圧ポンプよりも高価である。

解答
1
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