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マンション管理会社の物件担当者(フロントマン)のチェックリスト


マンション管理会社のフロントマンのチェックリスト

マンションの管理を委託している管理会社。その窓口となる「フロントマン」は、理事会や居住者にとって最も身近で頼れる存在です。ところが、実際には「対応が遅い」「連絡が来ない」「態度が冷たい」といった不満が理事会で挙がることも少なくありません。フロントマンの仕事ぶりは、マンションの管理品質に直結します。この記事では、管理会社のフロントマンを評価するためのチェックリストを紹介していきます。


フロントマンのチェックリスト

以下の表は、フロントマンの基本的な業務姿勢や対応力、人柄までを確認できるチェックリストです。理事会での評価や、管理会社との契約見直しの参考にご活用ください。

No.チェック項目評価(はい・いいえ)
1管理組合の利益を常に考えている(はい・いいえ)
2仕事に対して意欲が感じられる(はい・いいえ)
3担当マンションの概要や問題点を把握している(はい・いいえ)
4理事や居住者の依頼に迅速に対応している(はい・いいえ)
5理事会や総会の議事録(案)の提出が一週間以内である(はい・いいえ)
6理事会や総会での進行(補助)がスムースである(はい・いいえ)
7管理業務主任者の資格を保有している(はい・いいえ)
8担当マンションの巡回を頻繁におこなっている(はい・いいえ)
9点検作業の立会いを適宜おこなっている(はい・いいえ)
10滞納者に対する督促を積極的にやっている(はい・いいえ)
11管理人への指導や情報共有をおこなっている(はい・いいえ)
12トラブルがあった時の処理が適切である(はい・いいえ)
13人柄が良い(はい・いいえ)
14コミュニケーション能力が高い(はい・いいえ)

まとめ

フロントマンは理事会や居住者にとって、マンション管理の「顔」とも言える存在です。しかし、依頼事項への対応が遅かったり、説明が不十分だったりと、不満を感じるケースも少なくありません。そんなときには、まず本人に改善を求めることが大切です。それでも改善が見られない場合には、担当物件数の多さや業務へのモチベーション不足など、背景にある事情を見極めたうえで、理事会で協議を行い、管理会社に担当者の変更を要望することも検討すべき選択肢です。住民の満足度を高めるためにも、フロントマンの質をしっかりとチェックし、必要な対応をとることが、健全なマンション運営につながります。

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