管理の問題点

マンション共同生活ですので、残念ながら居住者のトラブルなどの理由で必ずしもマンション管理の現状に満足できないこともあります。

分譲マンションにおけるトラブルの発生状況をみてみましょう

過去1年間のトラブルの発生状況平成25年度マンション総合調査結果(国土交通省)

マンションでの過去1年間のトラブルの発生状況

マンションでおきた過去1年間のトラブルの発生状況では、居住者間の行為やマナーをめぐるものが「55.9%」と最も多く、価値観の異なる方たちの共同生活の難しさを物語っています。つぎに建物の不具合、費用負担にかかわるものと続きます。
一方で、特にトラブルは発生していないが「26.9%」となっており、ほとんどのマンションで何らかのトラブルを抱えています。
マンションに限らず、マナーに関する問題は簡単には解決できない問題ですが、予防や対策としては居住ルールを強化するための規約の変更や使用細則を新たに作成するなどの対応が有効でしょう。規約等の変更を検討するばあいには、まずは、管理会社の担当者(フロント)に協力を仰ぐの基本ですが、「管理規約の変更の支援」が管理会社の業務に含まれない場合や、管理会社との利害関係を含む場合には、マンション管理士等の外部の専門家に協力を求めましょう。

管理会社の対応が良くないため、管理に満足できないことも多い

マンション管理に満足していない理由をみると、一部の居住者の協力が得られにくいのでが「50.7%」と最も多くなっており、ここでも共同生活特有の合意形成の難しさがみてとれます。つぎに管理組合役員が不慣れが「28.3%」、マンション管理業者が良くないが「21.0%」とつづきまます。管理組合の役員が不慣れなのは、役員をマンション管理のプロではない組合員が務める以上は仕方がありません。そこで頼りになる存在が管理会社ですが、実際にはその管理会社の対応力に満足していないケースも多く見られます。マンションの管理会社に満足が行かない場合には、当然改善を求める必要がありますが、それでも改善が見られない場合には、管理会社の変更もやむを得ないでしょう。

管理状況に満足していない理由平成25年度マンション総合調査結果(国土交通省)

管理状況に満足していない理由コラム

※ 平成25年度マンション総合調査結果・平成26年4月23日公表・この調査は国土交通省が概ね5年毎に実施しています。