将来への不安

マンション管理組合が抱えてる将来への不安とは

マンションの理事に、管理組合を運営していく上での将来不安な点について聞いてみると、区分所有者の高齢化が「57.0%」と最も多く、つぎに管理組合活動に無関心な区分所有者の増加が「34.8%」、理事の選任が困難が「31.8%」、修籍積立金の不足が「28.6%」とつづきます。マンション住人の高齢化や賃貸化によって、理事のなり手が不足する中、総会の出席者も少ないなど管理について他人任せで無関心な居住者が多いのが現状です。今後予測される将来への問題への対応を組合員だけで積極的におこなうことは困難でしょう。

管理組合運営における将来への不安平成25年度マンション総合調査結果(国土交通省)

管理組合運営における将来への不安コラム

今後、管理に関して取り組むべき課題とは?

マンションの管理に関して取り組むべき課題としてあげられいるのが、防災対策が「38.2%」と最も多く、つぎに長期修籍計画の作成又は見直し「34.3%」、修籍積立金の見直しが「27.1%」とつづきます。大地震への対応や、消費税・電気代の値上げなど、マンションを取り巻く環境がますます厳しくなるなか、マンション生活を破綻させないためには組合員自身が行動しなければなりません。

マンションの管理に関して取り組むべき課題平成25年度マンション総合調査結果(国土交通省)

マンションの管理に関して取り組むべき課題コラム

※ 平成25年度マンション総合調査結果・平成26年4月23日公表・この調査は国土交通省が概ね5年毎に実施しています。

マンション管理会社にすべては任せられない

管理を委託している管理会社に、課題への対応を丸投げするわけにはいけません。なぜならば、管理組合にとって管理会社は、日常的な管理に関しては頼りになるパートナーである一方で、工事費用や管理委託費といったコスト面では利益相反関係だからです。マンション管理会社は、コスト削減の圧力が高まることや、売上につながらない業務が増えることを嫌い、あえて危機意識を煽ることは避ける傾向があるからです。